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気象

山に登るなら知っておきたい 山の気象がわかる本 安全に山を楽しむための天気入門

5月 28th, 2025 Posted in アウトドア, コツがわかる本, シリーズで探す, ホーム最新刊, 山歩き・ハイキング | 山に登るなら知っておきたい 山の気象がわかる本 安全に山を楽しむための天気入門 はコメントを受け付けていません

山に登るなら知っておきたい 山の気象がわかる本 安全に山を楽しむための天気入門

 

★ 知識ゼロでもよくわかる

 

★ 一生役に立つ!

 

★ 山の気象知識を徹底図解

*気象の仕組みの基本
*季節ごとの天気の特徴と傾向
*天候が急変した場合の対策 など

 

 

◇◆◇ 監修者からのコメント ◇◆◇

 

天気予報を見るとき、多くの人は
「自分のいる場所が晴れるのか、雨が降るのか」
といったピンポイントの情報を求めがちです。

 

そして、自分が体験した天気が
予報と違っていた場合には、
「予報が外れた」と感じることも
あるでしょう。
しかし実際の大気は、もっと広い範囲で連続的に
動いています。
登山では、1日の行動計画や標高差に応じた< br>天候の変化を意識することがとても大切です。
予報が「晴れ」であっても、
前線や低気圧の動きが速ければ、
行動中に早く天気が崩れることもあります。
こうした「予報と現実のズレ」を
あらかじめ想定できるようになることは、
安全登山において重要な力になります。

 

本書では、天気を「大局的な流れ」としてとらえるための
基本的な考え方をまとめました。
専門用語の使用はできるだけ抑え、
気象に苦手意識のある方でも読み進められるよう
配慮しています。

 

空の変化を「部分」ではなく
「全体」としてとらえる力を身につけることで、
天気予報の見方や活かし方は
大きく変わります。
予報を見て、自分が登る山の周囲や、
時間帯ごとの天気まで気になりはじめたら、
それは気象理解が一段階深まった証。

 

本書が、その第一歩となれば幸いです。

 

矢野 政人

 

 

◇◆◇ 本書について ◇◆◇

 

本書は、登山を安全に楽しく行うために
覚えておきたい、気象の基礎知識を紹介しています。
天気の知識から始まり、四季や気候、
雪山の気象や登山の注意点、
観天望気と登山時の行動判断、
アクシデントの対処法などを、
図解を用いてわかりやすくまとめました。

 

気象の基礎知識を読み深めていただいてから、
楽しい登山を行いましょう。

 

 

◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇

 

☆1章 天気の基本
* 天気を予測する
天気がわかる人ってどんな人?
* 登山で利用する天気図
地上天気図と高層天気図を活用しよう
* 天気図を活用する
天気図から間接的に読み取れること
・・・など

 

☆2章 気象の基礎知識 
* 雨が降るしくみ
雨が降るのは、雨雲ができるから
* 雲ができるしくみ
湿った空気が冷やされると雲ができる
* 空気が冷えるしくみ
空気が膨張すると温度が下がる
・・・など

 

☆3章 四季と気候 
* 春の天気の特徴
春は4から5日の周期で天気が繰り返される
* 春の天気と低気圧の関係
低気圧のコースから天気を予測する
* 春の高気圧の通過コース
高気圧の通過コースと天気の特徴
・・・など

 

☆4章 雪山の気象と登山 
* 雪山登山のリスク
雪山のリスクを知ることは、安全登山の第一歩
* 雪山成長プラン
少しずつ慣れていく2年越しの成長プランを考える
* 雪山デビューへ
雪山の眺望を楽しむための一歩を踏み出す
・・・など

 

☆5章 観天望気と行動判断 
* 観天望気
観天望気を始めよう
* 観天望気の実践
何を見るか、何がわかるか
* 雲を知る
十種雲形のでき方と特徴を知ろう
・・・など

 

☆6章 天気をもっと知ろう 
* 天候変化への対処法
・雷雨
雷に合わないのが一番の対処法
・霧・強風
霧や強風では慌てて行動しない
* 大気光学現象の虹と彩雲
空を見たとき出会える特別な自然現象
・・・など