★　究極の手打ち蕎麦を目指す!

★　重点ポイントを徹底解説!

★　そば道の極意を
写真と動画でわかりやすく解説します!

そば道一　そば打ちを知る
そば道二　そば打ちを極める
そば道三　そばつゆ作りを極める
そば道四　そばの境地を広げる～かわりそば・そば料理
そば道五　磨いたそば打ち術で、段位を目指す

◇◆◇　本書について　◇◆◇

製麺機などを使わず、
木鉢やのし棒、包丁などの道具を使い、
自分の手でこねて、のばして、
切って、茹でて、仕上げる
「手打ちそば」。
楽しく、そして心を込めて打ったそばは、
どこの蕎麦屋よりも美味しく感じるものです。

手打ちそばは、そば粉とつなぎの小麦粉、
水だけで（時には、そば粉と水だけで）作る
シンプルなものですが、
それだけに打ち方によって
出来上がりが大きく左右されます。
打ち手の個性も出ます。

その時の気候や打つ人の気持ちで
いくつもの味になります。
単純にして、じつに奥深いところが、
そば打ちの面白さでもあります。

そばの打ち方は、地域により人によりさまざまです。
その中でも、ここではそば打ちの入門者、
初心者から熟練者までさまざまなレベルの方が、
家庭など身近な場所で
気軽に取り組めるような打ち方、
多くの方が本書を参考にして練習に励めば、
少しずつレベルアップしてご自身が納得できる
そば打ちに近づけるようなノウハウやコツを
紹介しています。

そば打ちの各工程・各手順のやり方は、
豊富な写真とともに丁寧に解説しているほか、
そば打ちの動画が見られる二次元コードを
掲載しています。
スマートフォンやタブレットで読み取って
ご覧ください。

◇◆◇　上達に求められる3つの「力」　◇◆◇

1．　観察力
物事や状況をよく見て、
得た情報を的確にとらえる力です。
本書のそば打ち動画や周りの方のそば打ちの様子などを
じっくり観察して、
そこから上達に必要なことに気づき、
行動につなげる力のことです。
機会があれば、そば打ちの会などにも参加してみて、
いろいろ考えたり吸収したり
試してみたりすることが大切です。

2．　修正力
状況に合わせて自分を柔軟に変えていく力です。
そば打ちがうまくいかない時に、
自分で考えてどのように修正していくか、
小さな改善を積み重ねていく中で、
そば打ちはレベルアップしていくものです。

3．　探求力
物事に興味を持ったら、
深く追求していこうとする力です。
そばやそば打ちに関して、
中途半端に自分に妥協しない姿勢や気持ちが、
そば打ち技術を育みます。

本書を手に、観察力と修正力と探究力を持って、
そば打ちに取り組み、
その奥深さ、難しさ、
そして、おもしろさや楽しさ、素晴らしさを存分に
味わっていただければと思います。

◇◆◇　主な目次　◇◆◇

☆そば道 其の一
そば打ちを知る　
＊　木鉢にこだわる
＊　のし板にこだわる
＊　めん棒にこだわる
＊　包丁にこだわる
＊　小間板にこだわる
・・・など

☆そば道 其の二
そば打ちを極める　
＊　そば打ちの全体の流れを知る
＊　1回目の水回しを極める
＊　2回目の水回しを極める
＊　3回目の水回しを極める
＊　練りを極める
・・・など

☆そば道 其の三
そばつゆ作りを極める　
＊　そばつゆを知る
＊　かえしを極める
＊　そばつゆを作りこむ だしのコツ
＊　かえしとだしの合わせ方を極める
＊　そばつゆの保存・保管を極める
・・・など

☆そば道 其の四
そばの境地を広げる〜変わりそば・そば料理
＊　変わりそばを知る
＊　変わりそば（抹茶切り）打ちを極める
＊　そば料理（そばがき・そば白玉）作りを極める
＊　全国の郷土そばを知る
＊　そばの粋な食べ方を知る
・・・など

☆そば道 其の五
磨いたそば打ち技術で、段位認定を目指す
＜段位認定制度を知る＞
＊　そば道段位認定制度を上手に活用して、
さらに腕前を磨いていくのがコツだ!
＊　段位認定に合格するためには、
実施基準・評価基準をよく知ることがコツだ!
＊　衛生管理ほか、そば打ちに臨む態度や
姿勢も重要と理解することがコツだ!
＊　水回しから練り、のしまでは、
時間をかけすぎず、手際よくこなすのがコツだ!
＊　正しい手順で、手際よくめん棒を使い、
均等な厚みに仕上げるのが四つ出しのコツだ!
・・・など

※ 本書は2022年発行の
『これで差がつく! 本格そば打ち 上達のコツ50 新装改訂版』
を元に動画の追加、書名・装丁の変更、内容の確認、
変更を行い、新たに発行したものです。