私たちは、身近で役に立つ情報をわかりやすく伝える会社です

お問い合わせはこちら

 

「ソウルで食べたい」が神戸新聞に掲載されました

最終更新日:2009年 3月 23日

以下、新聞記事より。

「韓国に魅せられて」 フリーライター 安田良子さん

ペンネームは「あんそら」。韓国風だが、日本人だ。1998年に初めて訪れるまで韓国に関心はなく、「キムチも食べたことがないほどだった」と笑う。それが一転、「坂道を転がり落ちるように」のめり込み、訪韓は約10年で50回超、出版した関連本は共著も含め4冊になった。

事務員として働き、21歳で結婚、2年後に出産。子育てに専念していたころ、育児雑誌で見つけた母親サークルに共感し、関西支部を設立した。分科会名義で子どもの遊び場のガイド本をつくると、ロングセラーになった。

執筆、編集など本づくりはずぶの素人。改訂を重ねる中で腕を磨き、子育てガイド本を多数手がけた。そんなときに出会ったのが韓国。何げなく2泊3日の格安ツアーに参加した。買い物や食べ歩きが中心の平凡な旅だったが、「見た目は変わらないのに人間関係や歩き方、車の運転、すべてが激しい」。エネルギッシュなお国柄に驚き、一瞬でとりこになった。

旅を通じて文化に触れる

「韓国に行くまで、どんな生活をしていたのか思い出せない」ほどの熱中ぶりで、言葉や料理、楽器を次々に習った。パスポートは、韓国のスタンプで埋め尽くされた。

最新刊は「ソウルで食べたい!」。焼き肉、冷めんからアヒルの丸焼き、カニのしょうゆ漬けまで幅広く扱い、料理の歴史、店主の人柄、店周辺の情報まで網羅する。

「韓流ブームで旅行客は増えたが、文化に触れようとする人はまだ少数派。多様な側面を知ると、飽きることがない」

韓国熱はいまだに冷めない。「熱しやすく冷めやすい性格」なのに。芦屋市在住。46歳。

(記者の一言)
ドラマから美容、食品まで、韓国の話題が出るわ出るわ。反面、現地のタクシー運転手と竹島問題を語る硬派な一面も。「外国にはまるのは、非日常の場所に立つおもしろさがあるから」。旺盛な好奇心は、とどまるところを知らない。

平成21年3月23日 神戸新聞
© 神戸新聞社


この本の紹介ページへ進む