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「子どもとでかける鳥取・島根あそび場ガイド」が山陰中央新報に掲載されました

最終更新日:2006年 4月 29日

以下、新聞記事より。

ママの目で選んだ遊び場いっぱい
 山陰両県の子どもを持つ母親たちが取材、執筆した「子どもとでかける鳥取・島根あそび場ガイド」(メイツ出版、東京都千代田区)がこのほど出版された。遊園地から原っぱまで、「ママの目」で厳選したあそび場七十二カ所を紹介。取材を担当した母親の大半は、慣れない土地で子育てをしている転勤族で、本には「山陰で楽しく子育てができますように」という願いも込められている。

山陰両県のガイド出版
 同ガイドは、同社が全国各地で発行している人気シリーズ。今回の鳥取・島根編は、山陰両県の母親十五人でつくる「山陰ママネットワーク」が取材と執筆を手掛けた。昨年七月、益田市東町の臨床検査技師、久保田智勢さん(35)が、山口版を手掛けた友人から「出版社が山陰のあそび場ガイドを作る人を探している」と声を掛けられたことがきっかけだった。
 
 久保田さんは当時、夫の仕事の都合で山口県から益田市へ転入して一年余りが過ぎていた。しかし土地勘がなく、二人の息子たちを遊びに連れて行く場所に困った経験から「自分の目線でガイドを作ってみよう」と引き受けた。

仲間探しに最も苦労
 東西に長い山陰をカバーするため、最も苦労したのは取材仲間探し。全国で出版している同ガイドは、たいてい一つの子育てサークルが編集を手掛けているが、引き受けてくれるサークルを探そうにも、方法がなかった。

72カ所 取材班の大半転勤族
 困り果てた末に頼ったのが、山口にいた時に同じ親子サークルにいて、その時は倉吉市に移り住んでいた友人だった。その友人を通じて別の友人へ次々と知り合いの輪が広がり、山陰各地にいる転勤族のママたちのネットワークが出来上がった。全員が同じ場所に集まることはなかったが、メールやファックスでやりとりしながら一カ月がかりで取材、執筆した。

「子連れ」基準に採点

 紹介した遊び場は、「動物」「青空」「水遊び」「乗り物」「遊園地」「勉強」「自然」などのジャンル別に、島根県分だけでも二百カ所以上からピックアップ。人気のある有名なスポットだけではなく、実際に出掛けて子どもが喜んだ場所を取り上げた。

 紙面では「ママ記者」たちが子どもを連れて取材した情報と撮影した写真を基に、プロが作成したイラストを添えて詳しく紹介。所在地やアクセスなど基本情報はもちろん、どの年代の子ども向けか、雨の日でも遊べるかをマークで明示。「マザーズチェック」の欄では、トイレの数や位置、おむつ交換場所の有無、費用や食事場所などを「子連れで楽しめるか」の視点で採点している。
 
 久保田さんも、九カ所を担当した。「取材を通じて、良いところに引っ越してきたとあらためて思った。多くの親子に(本を)手にとって見てほしい」と話す。

 本は、A5判、百二十八ページで、価格は千三百六十五円(税込み)。
 山陰両県内の書店で購入できる。

平成18年4月29日 山陰中央新報
© 山陰中央新報社


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