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古地図

大阪 ぶらり古地図歩き 歴史探訪ガイド 増補改訂版

10月 1st, 2024 Posted in おでかけ, ホーム最新刊, 歴史探訪 | 大阪 ぶらり古地図歩き 歴史探訪ガイド 増補改訂版 はコメントを受け付けていません

大阪 ぶらり古地図歩き 歴史探訪ガイド 増補改訂版

 

★ 古地図と現代地図を見比べながら
タイムスリップしてみませんか。

 

◇◆◇ 本書について ◇◆◇

 

かつて都が置かれた、奈良盆地から大和川、
京都盆地から淀川が大阪平野に流れ、
そこでまた幾筋にも分かれて海に注ぐ。
そんな川と海が織り成す情景が大阪の歴史を
構築したといっても過言ではありません。

 

海上輸送が主流だった昔は、
大陸から瀬戸内海を経て運ばれた物資や人材の多くが
大阪に集まりました。
だからこそ、大阪には縄文時代から人が暮らし、
古墳時代には宮都が置かれ、
飛鳥・奈良時代になると、
難波宮が副首都としての役割を担ったのです。

 

そして戦国時代、織田信長は大阪を手中に収めようと
石山本願寺と死闘を繰り広げ、
信長の跡を継いだ豊臣秀吉は大阪城を築き、
日本一の城下町をつくりあげました。
江戸時代になると、大阪の陣で灰燼に帰した市街を
徳川幕府が復興、日本の経済を支える
天下の台所として繁栄を極めます。

 

本書では、そうした大阪の姿を生き生きと、
今に伝えてくれる古地図を選び、
古地図に描かれた寺社や旧跡を中心に、
大阪の歴史を実感できるスポットをめぐるコースを
提案しています。
歴史散策ということに重点をおくため、
各コースとも基本的に歩いてまわる設定です。

 

商都として繁栄する大阪を表した幕末の古地図や
海や川のイメージを彷彿とさせる古代の大阪を
描いた古地図を参考に、一味違った大阪歴史探訪の
旅にお出かけください。

 

 

◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇

 

* 梅田周辺
* 福島周辺
* 中之島(肥後橋以東)・淀屋橋周辺
* 中之島(肥後橋以西)・靭公園周辺
* 北浜・天満橋周辺
* 天満周辺
* 京橋・桜ノ宮周辺
* 大阪城周辺
* 真田山周辺
* 本町・心斎橋周辺
・・・など全26コース

 

※ 本書は2020年発行の
『大阪 ぶらり古地図歩き 歴史探訪ガイド 改訂版』
を元に内容の確認、新規内容を追加、
書名・装丁を変更して新たに発行したものです。

古地図で歩く福岡 ぶらり今昔歴史探訪ガイド

7月 28th, 2023 Posted in おでかけ, 九州・沖縄, 歴史探訪, 福岡 | 古地図で歩く福岡 ぶらり今昔歴史探訪ガイド はコメントを受け付けていません

古地図で歩く福岡 ぶらり今昔歴史探訪ガイド

★ 古地図と現代地図を見比べながら
タイムスリップしてみませんか。

★ 「福岡」「博多」「小倉」「久留米」< br>  「秋月」「柳川」 …ほか全27コース

 

◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇

☆ 福岡
「福岡」が誕生したのは江戸時代のこと。
初代藩主である黒田長政が大休連山に福岡城を築き、
その城下町として整備し、黒田家の家臣らを
住まわせたことに始まる。
明治時代に行政区としての福岡市が誕生してからも、
福岡市は那珂川を隔てて「福岡」エリアと
商人が暮らす「博多」エリアの2つの都市が
独自の文化を発展させてきた。
黒田家が拓いた福岡城を中心とした福岡エリア。
今も行政やビジネスの中心である福岡エリアを
歩いてみよう。
* 天神
* 大名・警固
* 今泉・薬院
・・・など

☆ 博多
「博多」は博多湾を抱き、
古くから港町として発展してきた。
博多商人の自治区として中世まで栄えるが、
戦国時代に大きな戦に巻き込まれて町は焼かれ、
その姿は大きく変化する。
現在の博多の基礎を築いたのは豊臣秀吉。
16世紀に秀吉によって行われた
大型の都市再生計画「太閤町割」は、
道筋や博多山笠の参加単位である
「流」などを生み出した。
その「太閤町割」時代の風景と面影は
まだ博多に息づいている。
ここからはその当時の地図とともに歩いてみよう。
* 櫛田神社界隈
* 御供所町
* 神屋町・奈良屋町
・・・など

☆ 小倉
九州最初の政令指定都市となった北九州市。
その中心として知られる小倉は江戸時代、
小笠原家の居城となり城下町を築いた。
現在はJR小倉駅を中心に都市づくりが進み、
上空にはモノレールが走り、大型ショッピングモールや
デパートなどが建ち並ぶ小倉の中心部。
小倉城とその門構えがあった香春口、
門司口など主要な場所を歩いてみよう。
* 小倉城
* 魚町・小倉駅界隈
* 旦過・香春口
・・・など

☆ 久留米・秋月・柳川
福岡3番目の都市・久留米市。
ブリヂストンやアサヒシューズなどがあり、
昔からものづくりの町と知られている。
寺町や城址といった江戸の面影とともに、
芸術家たちの生家も残されている。
水郷・柳川は堀を活かした城下町。
古地図を使ったまち歩きでは、
掘割をゆく川下りでは見えなかった当時の
町並みが見えてくるだろう。
一方、朝倉市・秋月は福岡黒田藩の
親戚筋にあたる名門が築いた、
今も当時の風情を残す古都。
季節により変化する草木も見どころのひとつで、
歴史散策にはぴったりの町だ。
* 久留米城
* 久留米城下町
* 秋月
・・・など

※ 本書は2018年発行の
『古地図で歩く 福岡 歴史探訪ガイド 決定版』
を元に情報更新と一部掲載内容の差し替えを行い、
書名と装丁を変更して新たに発行したものです。