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コツがわかる

手具操作で魅せる!新体操 ロープ レベルアップBOOK

12月 27th, 2019 Posted in コツがわかる本, シリーズで探す, スポーツ, 一般 | 手具操作で魅せる!新体操 ロープ レベルアップBOOK はコメントを受け付けていません

手具操作で魅せる!新体操 ロープ レベルアップBOOK

 

★ 日本を代表するチームに学ぶ。

 

★ 技術と表現力を高めるポイント!

 

★ 特性の活かし方から、「エシャッペ」「投げ受け」、
点数への意識、技術構成やつなぎの動きまで。

 

★ トップ選手の実演で
上達のコツがよくわかる!

 

 

◆◇◆ 本書について ◆◇◆

 

2017年に『魅せる新体操上達のポイント50』を上梓いたしました。
日本体操協会が出す教本や研究報や、
指導者向けの書籍はあっても、
今、新体操を頑張っている子ども達が手にとって読める、
そんな新体操の本はなかったため、
大変好評をいただきました。

 

おかげで、2018年には同じシリーズで
団体競技編も出すことができました。
こちらも、今、団体の練習をしている子ども達に
すぐに役立つ実践的な内容になっており、
多くの方に読んでいただくことができました。

 

そして、2019年は、「手具操作」で本を出すことになり、
すでに、「ボール」「クラブ」「フープ」「リボン」の
4種は発売になりました。
本書はその手具シリーズの最後の1冊になります。

 

現在は、シニアの個人競技種目からははずれている
ロープですが、2019年からはジュニア個人種目に入っています。
また、団体ではシニアでも使われており、
新体操を始めたばかりのころには、
ボールと並んでよく使われる手具で、
縄跳びなど基本トレーニングにも重宝します。

 

ロープは、投げ受けの練習などはしやすく、
初心者や小さな子どもでも取り組みやすい手具ですが、
形の定まらない手具ならではの難しさがあります。
親しみやすい手具ですが、
実施減点なく演技することは、
キャリアを積んだ選手でもなかなか難しいのです。

 

本書が多くの子ども達、選手達にとって、
ロープという種目をより身近に感じ、
得意になるための手助けとなれば幸いです。

 

 

◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆

 

☆ Part 1
ロープの基本4操作を身につける
* ポイント1
基本中の基本 自在にロープを「くぐり抜ける」
* ポイント2
軽やかにステップしながらロープを「くぐり抜ける」
* ポイント3
投げ上げたロープの両端を「左右の手でキャッチ」
・・・など全4項目
*コラム1 なぜ、シニアの種目からロープは消えたのか…

 

☆ Part 2
ロープ操作の要・投げ受け完全マスター!

* ポイント5
実施減点されない「基本の投げ受け」を完璧にマスターしよう!
* ポイント6
「手で投げる」のバリエーションを増やそう!
* ポイント7
テクニカルな演技に必須!「足での投げ」に挑戦しよう!
・・・など全6項目
*コラム2 ロープは一番易しく、一番難しい…

 

☆ Part 3
ロープならではの操作を使いこなそう!

* ポイント11
ロープを2つ折り、3つ折りにしての操作を使いこなす
* ポイント12
ロープを折らず、1本にして使う操作で演技をダイナミックに!
* ポイント13
演技を表情豊かにする「エシャッペ・らせん」のバリエーションを増やす
・・・など全4項目
*コラム3 「チャイルド」という悩ましい時期の乗り越え方

 

☆ Part 4
手具操作の見せ場「AD」で点数を積み上げよう!

* ポイント15
「AD」の種類、考え方をしっかり理解して、使いこなせるようにしよう
* ポイント16
意外と簡単なものも。ADは怖がらずにどんどんチャレンジ!
* ポイント17
演技をスリリングにする投げながらの手具操作で0.3ポイントを稼ぐ!
*コラム4 「ロープ」を頑張ると、学校の体育が楽しくなる!

 

☆ Part5
演技に手具操作をどう組み込むか、を考えよう

*ポイント19
確実にしたい基本的な「BD」(身体難度)と手具操作の組み合わせ方
* ポイント20
得意な「BD」(身体難度)で挑戦したい手具操作の組み合わせ方
* ポイント21
ベーシックな手具操作を伴うステップをやってみよう!
・・・など全6項目
*コラム5 「あきらめない」という最強の才能

 

☆ Part6
実際の作品をもとに演技の構成を学ぼう

* ポイント25
ベーシックな作品にBDやADはどう入れるか実際の作品に学ぼう!①
* ポイント26
ベーシックな作品にBDやADはどう入れるか実際の作品に学ぼう!②
* ポイント27
ベーシックな作品にBDやADはどう入れるか実際の作品に学ぼう!③
・・・など全6項目
*コラム6 操作でも表現を伝える!「ロープ」は、男子新体操に学べ!

 

☆ Part 7
よりレベルの高い作品作り、精度の高い演技をめざすには

* ポイント31
魅力的なテーマ、曲に出会うために日頃からどう過ごすか
* ポイント32
細かい減点を防ぐために生活の中で何ができるか
ポイント33
* 新しい作品への取り組み始めから仕上げまでの過程を知ろう
・・・など全5項目
*コラム7 「踊るのが好き!」に勝る才能はなし

 

☆ Part 8
新体操の先輩に学ぶ!
~手具操作がうまくなるためにできること~
* ポイント36
中村 花選手に訊く
~「千回やらないとできない」それでも踊ることをあきらめない
* ポイント37
高橋弥生先生に訊く
~可動域に限界を感じても、手具操作には限界がない

 

 

◆◇◆ 監修者プロフィール ◆◇◆

 

石﨑朔子
日本女子体育大学学長。
日本体力医学会、日本体育学会、
日本臨床スポーツ医学会、日本栄養改善学会に所属。
日本体操協会副会長、日本新体操連盟副会長を務め、
国際体操連盟審判員としても活動。
2006年には国際体操連盟最優秀審判員賞を受賞した。
「新体操選手の手具操作感覚」「ジュニア期の体力トレーニング」
などをテーマに数多くの論文を発表している。