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秋冬春の蛾生態図鑑

11月 28th, 2025 Posted in アウトドア, ホーム最新刊, 自然図鑑 | 秋冬春の蛾生態図鑑 はコメントを受け付けていません

秋冬春の蛾生態図鑑

 

蛾は日本の昆虫の中でおよそ6400種が知られている
チョウ目(鱗翅目)と言われるグループに分類されています。

 

蝶は歌にもうたわれ親しまれていますが、
蛾はどちらかというと嫌われものとして
見られることが多いかと思います。
しかし蝶と蛾は分類的には同じグループに属すると考えると
少しは見方が変わらないでしょうか。
よく見ると蝶よりも美しい蛾やおもしろい形の蛾など
様々な蛾がいます。
チョウ目(鱗翅目)約6400種のうち
蛾は6000種を超える種類がいます。
そしてその蛾の大半は春の盛りから秋の中頃までが
成虫の見られる時期になります。
晩秋から初春に見られる蛾は
6000種のうちの1割ほどとも言われています。
真冬にもフユシャクガやキリガの仲間など
蛾の成虫が見られることはマニア以外には
ほとんど知られていないのではないでしょうか。
あるいは、春の3大蛾と言われる
イボタガ、エゾヨツメ、オオシモフリスズメや
晩秋に見られるウスタビガなど
魅力的な蛾はそれぞれの季節に見られます。

 

そんな蛾の成虫がすっかり少なくなる秋から春に見られる蛾を収録したのが
本書『秋冬春の蛾生態図鑑』です。
本書は秋の蛾151種、冬の蛾43種、春の蛾154種の
合わせて348種を掲載しています。
掲載写真は生態写真をメインに
一部は標本写真も一緒に掲載しています。
蛾のマニアはもちろん昆虫が少ない時期に
昆虫に出会いたいという昆虫マニア、
そして生き物全般に興味を持っている生き物好きの人々や
自然愛好家におすすめしたい一冊です。

蛾の生態標本図鑑

4月 28th, 2020 Posted in アウトドア, 自然図鑑 | 蛾の生態標本図鑑 はコメントを受け付けていません

蛾の生態標本図鑑

本書は蛾の生態写真と標本写真の両方を掲載した
今までにない図鑑です。

普通蛾の図鑑は翅を広げて
展翅をした標本写真だけで作られています。
蛾の生態写真が載っている図鑑は皆無に近いでしょう。
あってもせいぜい昆虫図鑑の中に
少し掲載されているだけではないでしょうか。

蛾は翅を閉じて止まることが多く、
その姿と翅を広げた標本では見た目が大きく変わります。
したがって標本写真を見ていても
なかなか生きている蛾の姿を想像することは難しいのです。

本書では蛾が生きている生態写真と
翅を展翅した標本写真の両方を掲載しています。
ですから生態写真を撮っている人でも
普段なかなか見ることができない翅の全容が見られます。

また普段見かける蛾が地味で興味を引かないと思っている人も
実は前翅に隠れた後翅がとてもきれいな模様をしていることに
驚かされるということもあるでしょう。

蛾は昆虫の中ではチョウ目(鱗翅目)というチョウと
同じ分類に属します。

チョウはきれいだけど蛾はきれいでないと思っているかもしれません。
しかしチョウにも地味なチョウがいれば
蛾にもきれいな蛾がたくさんいます。

また蛾にはチョウに擬態した蛾やハチに擬態した蛾など
おもしろい姿をした蛾もいます。

本書は今までにない蛾の図鑑として
蛾の魅力を再発見できることでしょう。

収録されている内容は次の通りです。
・ シャクガ科 196種
・ コウモリガ科 2種
・ ミノガ科 1種
・ マルハキバガ科 1種
・ セミヤドリガ科 1種
・ イラガ科 6種
・ マダラガ科 3種
・ スカシバガ科 1種
・ ボクトウガ科 1種
・ ハマキガ科 1種
・ セセリモドキガ科 1種
・ マドガ科 1種
・ メイガ科 6種
・ ツトガ科 23種
・ カレハガ科 11種
・ オビガ科 1種
・ カイコガ科 2種
・ ヤママユガ科 8種
・ イボタガ科 1種
・ スズメガ科 28種
・ イカリモンガ科 1種
・ アゲハモドキガ科 2種
・ カギバガ科 33種
・ ツバメガ科 2種
・ シャチホコガ科 56種
・ ドクガ科 20種
・ ヒトリガ科 17種
・ コブガ科 8種
・ ヤガ科 218種
合計 652種