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剣道

剣道 審判マニュアル 正しい判断と動き方がわかる

12月 23rd, 2025 Posted in コツがわかる本, シリーズで探す, スポーツ, ホーム最新刊, 一般 | 剣道 審判マニュアル 正しい判断と動き方がわかる はコメントを受け付けていません

剣道 審判マニュアル 正しい判断と動き方がわかる

 

★ 剣道審判員必携の1冊

 

★ はじめての人も経験のある人も

 

★ 押さえておきたい審判のノウハウを徹底解説!

 

★ 基本の所作や位置取り、有効打突の見極め、
禁止行為のジャッジまで。

 

 

◇◆◇ 監修者からのコメント ◇◆◇

 

剣道は伝統文化と競技性という二つの側面を
あわせ持つことで発展してきました。
ある意味で対極ともいえるこれらの価値観の間で
揺れ動きながら時代を歩んできたともいえます。

 

剣道の試合は、他のスポーツ競技と同じように
勝敗を競うものです。
当然のことながら勝つことが重視されますが、
剣道ではその勝ちに至る過程や方法にも深い意義が
求められます。
そして、負けることにも大きな価値があります。

 

その核心は1975年に制定された
「剣道の理念」(剣道は剣の理法の修錬による
人間形成の道である)に込められています。

 

さらに試合の勝敗を差配する審判員のあり方も含め、
1995年に『剣道試合・審判規則』第1条(剣の理法を
全うしつつ、公明正大に試合をし、適正公平に
審判することを目的とする)が条文化されました。

 

つまり剣道の試合は、勝つためなら手段を
択ばないという勝利至上主義におちいることなく、
正々堂々と試合をする中で、人間として成長を
遂げることが第一義とされているのです。

 

試合では、『新型コロナウイルス感染症が
収束するまでの暫定的な試合・審判法』
(以下『暫定的な試合・審判法』)が適用され、
ウイルス感染防止の対策を余儀なくされました。

 

これにより、剣道の試合はどうなったのでしょうか。

 

相手と接近する「鍔競り合い」についての規則が
より厳格化されることで、試合者は不当な
「鍔競り合い」や意図的な時間空費、
防御姿勢による接近行為などを控えるように
なりました。その結果、構え合って攻め合うことを
中心にした試合展開に風向きが変わっていったのです。

 

その成果は、国内大会はもとより、世界大会でも
高く評価されました。
2024年7月にイタリア・ミラノで
開催された第19回世界剣道選手権大会では、
前回大会と比べ試合内容が格段に向上し、
気迫のこもった積極的な技の攻防が
繰り広げられたのです。

 

正しい「鍔競り合い」が実践され始め、
まさに従来の『剣道試合・審判規則』の深い理解と
本質的な適用が始まったと言えるでしょう。

 

本書の主眼は、これからの試合者と審判員が
剣道の精神を貫いていくための重要なポイントを
分かりやすく解説しています。
さらに、審判員や試合者にとって重要な心構えや
技術を丁寧にひも解いています。

 

本書の上梓によって、試合者と審判員の技術や
意識が一層高まり、剣道の試合がますます向上し、
よりよい剣道の普及・発展に繋がっていくことを
願ってやみません。

 

筑波大学名誉教授
成城学園剣道部師範
香田 郡秀

 

 

◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇

 

☆ 第一章
新しい試合・審判運用法と審判の心得
* 公正な試合を推進し質の高い試合をつくる
* 審判員の任務について理解する
* 審判員の心得 そのための要件とは
* 良い審判員になるための覚悟と心構え
* 3人の審判員による連携や協調性
・・・など

 

☆ 第二章
審判技能をレベルアップする

* 審判における的確な判断力と見極め
* 優れた審判員に求められる洞察力
* 相打ちはほぼ無いものと認識する
* 打突から一瞬の「照合」を経て旗を表示
* 一連の打突動作は最後まで見届ける
・・・など

 

☆ 第三章
「有効打突」見極めのポイント

* 現象を総合的に分析して判断する
* 有効打突とは剣の理合に適った打突
* 刃筋が立っているかどうか見極める
* 試合開始直後の打突を見逃さない
* 先の技と後の技を見極める
・・・など

 

☆ 第四章
禁止行為・反則の見極め

* 状況に応じて適切な処置を行う
* 打突行動につながっているかで判断する
* 鍔競り合いの着目点と改訂点
* 鍔競り合いから積極的に技を出す
* 時間空費の鍔競り合いと膠着の違い
・・・など

剣道 一本を取るための「体づくり」 実戦力向上トレーニング

9月 1st, 2022 Posted in コツがわかる本, シリーズで探す, スポーツ, 一般 | 剣道 一本を取るための「体づくり」 実戦力向上トレーニング はコメントを受け付けていません

剣道 一本を取るための「体づくり」 実戦力向上トレーニング

★ 理論に基づいたトレーニングメソッドで
最高のパフォーマンスを発揮する!

 

★ 柔軟性を高めて
しなやかで大きな動きを実現する。

 

★ 反応スピードを上げるための
認知・判断力を向上させる。

 

★ ケガ防止&疲労回復に必要なコンディショニング。

 

 

◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆

 

スポーツの分野において、科学的根拠に基づいた
トレーニング方法や理論は、
さまざまな競技で確立されています。
剣道は、これらの最先端トレーニングとは
縁遠いイメージを持たれている方も
いらっしゃるかもしれません。

 

しかし、私はトレーニングの観点から剣道の
スキルアップを目指す指導を行っており、
全日本剣道連盟強化訓練講習会に携わっています。
剣道においても、20年ほど前から、
稽古だけでなく、さまざまなトレーニングを
取り入れるようになってきているのです。

 

私は職業柄、学生の運動能力測定結果を
検証する機会があるのですが、
剣道部員は漏れなく高い数値を出します。
全国レベルのトップ選手になると、ほぼ全員が筋力や
心肺機能など、あらゆる測定で成績上位を
占めるほどの運動能力を示すのです。
運動能力が高い学生だからトップレベルの
剣士になるのか、あるいは、日々の稽古によりトップレベルの
運動能力を獲得しているのか定かではありません。

 

しかし、たとえばトップレベルの運動能力を持つ学生が
稽古嫌いであれば、剣道が上達しないのは
火を見るより明らかなのではないでしょうか。

 

私は、トレーニングを取り入れてはいますが、
トレーニングによって強い剣士が育つとは思っていません。
むしろ剣道が上達するためには、
やはり稽古しかないとさえ思っています。

 

では、なぜトレーニングなのか。
基本的にトレーニングは、怪我しにくい強い体を
つくるためのものである、という位置づけです。
怪我しなければ稽古を休むこともありません。

 

また、強いだけでなく、持久力、いわゆる
スタミナをつけ、疲れにくい体をつくることで、
稽古や試合に集中できるということもあるでしょう。
つまりトレーニングは、稽古を最大限効果的に行う
体をつくるために取り入れている、
といっても過言ではありません。

 

もちろん、トレーニングによる肉体的な強さや
瞬発力を獲得することで、直接的に剣道の
スキルアップにつながることもあります。
ただし、その獲得した運動能力も、剣道で行われる
動作(踏み込みや足捌き、打突など)と結びつかなければ
効果は半減してしまいます。
獲得した運動能力を最大限に活用するためには、
やはり稽古で技術を磨く以外ないのです。

 

本書を手に取った方は、剣道のトレーニングに
興味を持たれていることでしょう。
トレーニングで剣道の上達に必要な身体能力を獲得し、
より高みを目指すための一助となれば幸いです。

 

高橋 健太郎

 

 

◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆

 

☆ Part1
剣道における体力
* トップ選手の体力の高さ
* 体づくりで身につけたい柔軟性と調整力
* 体づくりがもたらす稽古での効果
* 体づくりがもたらす試合での効果
・・・など

 

☆ Part2
柔軟性を高めるトレーニング

柔軟性を高め、各関節の可動域を広げるメリット
* ふくらはぎストレッチ
* 太もも(前側)ストレッチ
* ハムストリングスストレッチ
* 臀部ストレッチ
・・・など

 

☆ Part3
筋力を高めるトレーニング

さまざまな状況で負けない、強い体をつくるメリット
* ランジ
* シットアップ
* スクワット
* ブルガリアンスクワット
・・・など

 

☆ Part4
瞬発力を高めるトレーニング

瞬発力を高め、認知判断力を向上させるメリット
* 10mダッシュ
* 坂道ダッシュ
* ダッシュターン
* ラダー
・・・など

 

☆ Part5
持久力を高めるトレーニング

筋持久力と心肺系持久力を高めるメリット
* 10秒連続打突
* 股割り素振り
* バーピー
* ジャンプスクワット
・・・など

部活で差がつく!勝つ剣道 上達のコツ60 新装改訂版

4月 6th, 2022 Posted in コツがわかる本, シリーズで探す, スポーツ, 趣味・実用, 部活 | 部活で差がつく!勝つ剣道 上達のコツ60 新装改訂版 はコメントを受け付けていません

部活で差がつく!勝つ剣道 上達のコツ60

★ 全国制覇三冠の指導者が教える
勝利のポイントがよくわかる!

 

★ 上達に欠かせない「足捌き」を磨く!

 

★ パターン練習で正しい打突をマスター!

 

★ 実戦に活きる体幹トレーニング!

 

★ 試合で結果を残す心構え!

 

 

◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆

 

みなさんが、たくさんのスポーツの中から
選んだ剣道とは、やってみて
どんな感じを受けているでしょうか。
私は素晴らしいものを
選んだと思います。

 

スポーツはルールの中で楽しんで
行うものですが、剣道は打ち合う競技
「打たれて学び」「打って学ぶ」
そこに礼法が大切であったり、
感謝の心が養われたり、
人間として大切なものを修得することができます。

 

また、体格に有利不利もなく、
老若男女関係なく、互いに学び、
稽古できる、奥の深い生涯スポーツです。

 

「継続は力なり」と言いますが、
長く続ければ続けるほど楽しくなり、
必ず誰もが何かの形となり
「花咲く」ことのできる競技だからです。

 

しかし、長く続けていくためにも、
剣道を好きでなければなりません。
そのためにも日々の稽古の中で、
試合で「勝つ」「強くなる」ことも、
その要素だと思います。
その、相手に「勝つこと」「強くなること」の
お手伝いができればと本書を作成しました。

 

剣道の打突部位は四つしかありません。
それだけに、より優れた竹刀捌きをするためには、
「理合・機会」を長い年月をかけて
修得する必要があります。
本書は、今できること、
面・小手・胴・突き(小中学生は禁止)
その部位をいくつかの技と共に、
その技を、いかに機会よく、速く、
強く打突できるようになる。
そのための練習方法、稽古方法、
トレーニング方法を紹介しました。

 

本書の内容を実施し、
剣道に必要な身体能力をアップさせ、
練習がより楽しく、
剣道がより好きになるものと信じています。

 

所 正孝

 

 

◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆

 

☆第一章 練習
≪足捌き≫
* 入り
* 小手胴の踏み込み
* 引き面の踏み込み
* 追い込み足から小手面の踏み
* 左足の送り
≪竹刀打ち≫
* 面打ちジャンプ
* 手の内強化
* 縦移動の切り返し
≪防具着用≫
* 一拍子の面打ち
* 切り返しから面、引き面
* 面の連続打突
・・・など

 

☆第二章 パターン練習
* 面打ち 交互
* 小手面打ち 交互
* 面打ち-足踏みの引き付け
* 出ばな小手(左捌き)
* 相小手面三本連続
* 小手に対しての応じ技
・・・など

 

☆第三章 心得
* 良い例は積極的に見せ、競争意識を持たせる
* 飽きさせないメニューで練習を行う
* 高い目標を口にさせる
* 試合に合わせた調整法
・・・など

 

☆第四章 トレーニング
* ラダートレーニング
* アジリティトレーニング
* 体幹トレーニング(ウェイト以外)
* スタビリゼーション(スタビライゼーション)
・・・など

 

※本書は2017年発行の
『部活で差がつく! 勝つ剣道 上達のコツ60』
を元に情報更新・一部必要な修正を行い、
書名・装丁を変更して新たに発行したものです。

もっと活躍できる!小学生のための 勝つ剣道 新版

9月 3rd, 2019 Posted in その他, まなぶっく, シリーズで探す, スポーツ, 児童, 児童 | もっと活躍できる!小学生のための 勝つ剣道 新版 はコメントを受け付けていません

もっと活躍できる!小学生のための 勝つ剣道 新版剣道の基本や、技を究める稽古など、勝つ剣道のコツを剣道教士八段監修で詳しく解説します!イラストや写真で小学生にわかりやすい!

試合で勝つ!
大会で勝つ!

わかりやすい連続写真で「一本を取る」方法を
「全国少年剣道練成大会」優勝道場が教えます!

~ はじめに ~

剣道は、正しい基本を身につけ、
それを継続することで力がついてきます。
剣道をはじめたばかりの人や、
みなさんと同じ小学生はもちろんですが、
このことは熟練者や高段者になっても変わりません。

けれど、みなさんくらいの年代だと、
もしかしたら継続することは難しいのかもしれません。
そこで、一日も早く試合に勝って剣道が楽しくなり、
さらなる興味を持てるようになれば、
「もっと剣道がやりたい」と、
継続することに勢いがつくと思います。
本書は、みなさんがもっと剣道を好きになれるよう、
お手伝いしたいという思いで作りました。

剣道には、いろいろな技があります。
すべての技を習得できればいいのかもしれませんが、
特に小学生では、なかなか難しいのも事実です。
そこで、自分が得意とする技を何本かに絞り、
それを徹底して身につける。
それが剣道上達のポイントとなります。

この本を読み、剣道がもっと大好きになり上手になって、
いつか柏武道館の選手とみなさんが
試合をする日がくることを楽しみにしています。
この本が、そのようにみなさんの剣道が大好きになる
手助けになれば幸いです。

菅野豪

< 目次 >

第一章 強くなるための正しい技術を覚えよう

第二章 先に仕掛けて一本を取る

第三章 応じ技で一本を取る

第四章 つばぜり合いから引き技で一本を取る

第五章 技を極める稽古

第六章 剣道が強くなる日常の過ごし方

※ 本書は、2013年発行の『もっと活躍できる! 小学生のための勝つ剣道』の新版です。