篆刻 鑑賞と分析のコツ 新版 深い理解が制作につながる
2月 22nd, 2026 Posted in コツがわかる本, シリーズで探す, ホーム最新刊, 趣味・実用, 趣味実用 | 篆刻 鑑賞と分析のコツ 新版 深い理解が制作につながる はコメントを受け付けていません
★ 技法や特徴から、歴史、思想まで。
★ 印の世界を深く正しく知ることで、
味わいを増した作品づくりに。
◇◆◇ 著者からのコメント ◇◆◇
篆刻は、印に文字を刻す伝統芸術です。
主に漢字の最も古い書体である篆書を刻すので
篆刻という名称がついていますが、
実際には篆書以外の書体も用いられます。
篆刻は、手に収まるほどの小さな四角の中に
文字を配し様々な意匠を凝らすことから
「方寸の美」とも称され、
机上に収まる小さい空間の中に無限の広がりを
感じさせられる奥の深い世界です。
本書では「篆刻をどのように鑑賞すればいいのか」
というニーズに応えるべく、篆刻芸術を鑑賞し
理解するための見方・考え方について、
様々な作例を挙げて解説致します。
中国・日本における歴代の古印や篆刻の
作品解説にはじまり、近現代の篆刻作品については
それぞれ独自の技法や風格に着目して鑑賞の解説を
行います。なお、解説の対象は一部の例外を除き、
原則として本書出版時における物故者の遺作に
限定致しました。
この本が篆刻に興味を持つ方の鑑賞の一助となり、
あるいは篆刻芸術に魅力を感じて篆刻を楽しむ
きっかけとなり、篆刻人口の増加へと繋がることを
願っております。
篆刻家 川内伯豐
◇◆◇ 本書について ◇◆◇
本書では、篆刻の鑑賞について内容を四つの
カテゴリーに分類しています。
第一章では、篆刻を鑑賞するうえで、
抑えておきたいポイントを紹介。
篆刻芸術の概要から印面や側面に彫られた側款の
意味、手法、印材の種類など、基本となる知識を
説明しています。
第二章では、篆刻が起こった中国において、
古典である古璽印から歴史をたどり、
現代への流れを紹介します。
篆刻の主要な風格について解説し、
篆刻芸術を理解するための基礎的な内容が
理解できます。
第三章では、日本における篆刻の歴史、中国から
伝来し、どのように文化として発展していったのか、
その足跡や潮流を辿ります。
第四章では、印に込められた思想や背景を紐解き、
篆刻芸術の根底にある思想や印文内容と作品効果に
ついてなど、一歩踏み込んだ解説を試みます。
自分に合ったスタイルで篆刻の世界をより深く知り、
楽しんでみてください。
◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇
☆第一章 鑑賞のポイントを整理する
* 篆刻の用例
書画作品における篆刻の使用例
* 篆刻芸術の要
篆刻とは線の表現による芸術である
* 篆刻における古趣
篆刻の表現では古めかしい趣が重視される
・・・など
☆第二章 古印の世界に親しむ
* 篆刻の鑑賞とは
二つの観点から篆刻を鑑賞する
* 古印鑑賞の歴史
詩・書・画と並ぶ文人芸術の一角を担う
* 古璽印の世界
中国古代の印章「古璽印」の世界
・・・など
☆第三章 日本歴代の古印・篆刻の鑑賞
* 大和古印
日本の印章の祖「大和古印」
* 武家の印
戦国武将が愛用した「武将印」
* 篆刻の伝来
亡命の黄檗僧が日本に篆刻をもたらした
・・・など
☆第四章 印に込められた思想や背景
* 古銅印における閒章
古銅印における閒章とその内容
* 老荘思想の影響
老荘思想を背景とした篆刻作例
* 側款に込められた懐い
側款には作者の理念や意図が込められる
・・・など
※本書は2020年発行の
『篆刻 鑑賞と分析のコツ 深い理解が制作につながる』を
「新版」として発行するにあたり、
内容の確認と必要な個所の修正、
装丁の一部変更を行ったものです。


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