私たちは、身近で役に立つ情報をわかりやすく伝える会社です

お問い合わせはこちら

 

古墳

古墳と埴輪のひみつ 楽しみかたがわかる本 古代遺跡めぐり超入門 増補改訂版

7月 25th, 2025 Posted in ホーム最新刊, 趣味・実用, 趣味実用 | 古墳と埴輪のひみつ 楽しみかたがわかる本 古代遺跡めぐり超入門 増補改訂版 はコメントを受け付けていません

古墳と埴輪のひみつ 楽しみかたがわかる本 古代遺跡めぐり超入門 増補改訂版

 

 

★ 長い沈黙をやぶり
メッセージを語りかける
古墳と埴輪たち

★ 奥深さを楽しむための基礎知識、
「日本」の国の成立と発展の物語、
さらに歴史上のミステリーまで

 

★ 多種多彩な魅力をたっぷり紹介

 

 

◇◆◇ 本書について ◇◆◇

 

2024年に東京国立博物館で開催された、
全国の優れた埴輪を集めた特別展「はにわ」には、
30万人以上が足を運んだ。
埴輪をアイドルに見立て、
「推し」を熱心に語る人もいるほど。

 

ようやく気づいてくれたかと、
古くからのファンは喜んでいる。

 

そんな埴輪ブームが呼び水となり、
古墳への関心も一段ギアが上がったようだ。
古墳を訪ねる人が増えてきた。

 

実際に訪れてみると、古墳の立地や成立時期、
大きさ、墳形、石室の形式などから、
さまざまなことがわかってくる。
そう、そっけなく見えて、古墳は饒舌なのだ。
実は自身について語りたがっている。
千数百年以上にわたって
沈黙を強いられてきただけに、
話したくてうずうずしていた。

 

とはいえ、この古墳のモノローグを
受け止めるためには、
ある程度の知識が必要になる。
古墳は一定のルールに則って造営され、
サイズや副葬品、並べる埴輪にも決め事があった。
それら読み解く方程式を知らないと、
古墳の語りを聞き逃してしまうだろう。

 

本書は、古墳と会話をするために必要な、
基礎的知識の修得に重きを置いた。
マスターすれば聞き役として
充分な力を得たことになる。
古墳のささやきは、
私たちの国の成立と発展の物語でもあった。

 

古墳にまつわるミステリーにもページを割いた。
長年史学で論争が繰り広げられてきた
テーマばかりだ。
さらに古墳のガイド情報や、
関連する『日本書紀』『古事記』に記された
内容も盛り込んだ。

 

古墳はあなたとおしゃべりをしたがっている。
本書を手に各地にある古墳に赴き、
彼らが発するメッセージに耳を傾けよう。

 

 

◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇

 

☆第1章 完全攻略「古墳とは何か?」
* 古墳にあったヒエラルキー
* 前方後円墳誕生の経緯
* 前方後円墳の基本的なパーツ
* 築造にはいくらかかったか
* 前方後円墳の形状変化
・・・など

 

☆第2章 封印された古墳ミステリー
* 富雄丸山古墳
* 箸墓古墳・纏向遺跡
* キトラ古墳
* 高松塚古墳
* 石舞台古墳
・・・など

 

☆第3章 埴輪世界へアドベンチャー
* 国宝の埴輪
* アイドル埴輪 ベスト5
* 埴輪ヒストリー
* 日本で一番有名な埴輪

 

☆第4章 全国古墳散策ガイド
* 会津大塚山古墳(福島県)
* 埼玉古墳群(埼玉県)
* 龍角寺古墳群(千葉県)
* 甲斐銚子塚古墳(山梨県)
* 森将軍塚古墳(長野県)
・・・など

 

☆ まだまだこんなにある
全国の必見古墳リスト

 

※本書は2022年10月発行の
「古墳のひみつ 見かた・楽しみかたがわかる本 改訂版 古代遺跡めぐり 超入門」
の内容を確認のうえ、あらたな内容を追加・再編集し、
装丁をあらたに発行する増補改訂版です。

関東 古墳探訪ベストガイド 新装改訂版

2月 26th, 2025 Posted in おでかけ, ホーム最新刊, 歴史探訪, 関東・甲信越, 関東全般 | 関東 古墳探訪ベストガイド 新装改訂版 はコメントを受け付けていません

関東 古墳探訪ベストガイド 新装改訂版

 

★ 写真と再現図で解説します。

 

★ 関東59か所の古墳・古墳群を厳選して紹介。

 

 

◇◆◇ 本書について ◇◆◇

 

約1500年前から、造られた場所にそのまま残る古墳。
今、同じ場所に立つことで、
目の前にその長い歴史を感じとれるのが
古墳の魅力だろう。

 

日本には東北から九州にかけて
約15万基もの古墳が残されている。
だが先に触れた百舌鳥古墳群、
古市古墳群のような著名な古墳の存在もあってか、
古墳は西高東低と思われがちだ。

 

だがヤマト王権の中心からは離れていたとはいえ、
関東にも人々の営みがあり、
そこに古墳は築かれてきた。

 

さらに関西には発掘調査が行われていない
陵墓(皇室関係の墓所)が多いためか、
古墳から出土した国宝・重文の埴輪の数は
群馬県が他県を圧倒している。
そこには当時の豊かな経済力やヤマト王権との
密接な関係性が浮かび上がる。
このように土地の歴史を垣間見られる古墳は
関東にも多い。

 

また、墳丘に登れたり、石室に入れたりといった
リアルな古墳体験ができる場所が多いのも、
関東の古墳の特徴かもしれない。

 

古墳は形状を復元したものもあるが、
多くは草木が茂る単なる丘のようにも見える。
そして被葬者を示す墓誌もない。
それでも出土品を通して、
また、その形状をじっと眺めるだけで、
さまざまな気づきをもたらしてくれる。
それは国の成立や地域の変遷の
側面であるのかもしれない。

 

そんな気づきを求めて、ぜひ、
関東の古墳を訪ねてほしい。

 

 

◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇

 

☆ 東京都
* 白旗塚古墳
* 飛鳥山1号墳
* 富士塚古墳
* 摺鉢山古墳
・・・など

 

☆ 神奈川県
* 兜塚古墳
* 稲荷前古墳群
* 長柄桜山古墳群
* 秋葉山古墳群
・・・など

 

☆ 千葉県
* 龍角寺古墳群
* 公津原古墳群
* 草刈古墳群
* 姉崎二子塚古墳
・・・など

 

☆ 埼玉県
* 埼玉古墳群
* 八幡山古墳
* 鹿島古墳群
* 野本将軍塚古墳
・・・など

 

☆ 茨城県
* 虎塚古墳
* くれふしの里古墳公園
* 舟塚山古墳
* 三昧塚古墳
・・・など

 

☆ 栃木県
* なす風土記の丘
* 塚山古墳
* 車塚古墳
* しもつけ風土記の丘
・・・など

 

☆ 群馬県
* 奈良古墳群
* 観音塚古墳
* 保渡田古墳群
* 群馬の森周辺の古墳
・・・など

 

☆ 山梨県
* 甲斐銚子塚古墳

 

 

※ 本書は2019年発行の
『関東 古墳探訪ベストガイド 改訂版』の内容の確認と修正、
再編集を行い、装丁を変更して発行したものです。