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生物

みんなが知りたい! 深海のひみつ 奇妙な生物たちがすむ 暗闇の世界と調査の歴史

7月 31st, 2025 Posted in まなぶっく, シリーズで探す, ホーム最新刊, 児童, 学習読み物 | みんなが知りたい! 深海のひみつ 奇妙な生物たちがすむ 暗闇の世界と調査の歴史 はコメントを受け付けていません

みんなが知りたい! 深海のひみつ 奇妙な生物たちがすむ 暗闇の世界と調査の歴史

★ 調べ学習に役立つ!

 

★ 写真や図解でやさしく解説

*へんてこ、透明、光、超巨大…
深海でくらすために工夫をこらした生物たち
*研究者のひとはどうやって深海を
調査するの?
どうやってもぐるの?
*海にも山があるって、どういうこと?

 

 

深海には、地上では見られないような
不思議なすがたをした生き物が
さまざまにくらしています。

 

不思議なすがたをしているわけは、
深海の環境にひみつがあります。
長い時間をかけて調査して、
そのひみつが少しずつ
解明されてきました。

 

でも、わからないことが
まだまだたくさんあります。
深海は人間にとって
未知の世界でもあるのです。

 

 

◇◆◇ 監修者からのコメント ◇◆◇

 

みなさんは、深海ってどんなところだと思いますか?
真っ暗で、冷たくて、すさまじい水圧がかかるから、
人間はほんの少しの時間もいられない
過酷な環境です。

 

そんな深海には、びっくりするほど
面白い生きものたちがくらしています。
光でえさをおびき寄せるチョウチンアンコウ。
アゴを発射して獲物をとらえるミツクリザメ。
死んだクジラの骨の栄養を
吸いとって生きるホネクイハナムシなど。

 

ヘンテコな生きものたちは、実は生きるために
すごい能力をもった「強者」ばかり。
深海生物からしたら人間の方が
「ヘンテコ」に見えるかもしれないですね。

 

もし、深海に行けるとしたら、
真っ暗でちょっぴり怖い!
けれど、まだ誰も見たことがない
ヘンテコな生きものや美しい景色に
であえるかもしれません。
深海には、まだたくさんのひみつが隠されています。

 

この本を読んで、
「深海をもっと知りたい!」と思ってもらえたら、
とってもうれしいです。

 

みんなが知りたい! 深海のひみつ編集部

 

 

◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇

 

☆第1章 深海生物とのであい
* 深海生物の驚くべき能力
* ヘンテコな生きもの
* 暗闇の戦略家
* 深海のトップ・プレデター
* 超深海で発見された生きもの
・・・など

 

☆第2章 深海ってどんなところ?
* 深海の世界をイメージしよう
* 深海の地形を見てみよう
* 世界で一番深い谷
* 世界で一番高い山
* 日本は深海大国
・・・など

 

☆第3章 深海に探索へ!
* 研究者を深海へ連れていく「しんかい6500」
*「しんかい6500」を大解剖!
* 深海調査のため「よこすか」が出航!
* いよいよ深海へ!
*「しんかい6500」のパイロットの仕事とは?
・・・など

擬態する生物のきもち

7月 27th, 2025 Posted in その他, アウトドア, ホーム最新刊 | 擬態する生物のきもち はコメントを受け付けていません

擬態する生物のきもち

 

本書は詩人として活躍されている大島健夫氏が
擬態する生物の気持ちを代弁した読み物です。

 

大島健夫氏は2016年、
ポエトリー・スラム・ジャパン2016の全国大会に出場し優勝。
その後フランスのパリをはじめ
ベルギー、イスラエル、カナダの詩祭や
ポエトリー・スラムなどに出場している詩人です。
詩人であるいっぽう、
子どものころから生きものが大好きで、
房総半島の里山を中心に時間を見つけては
生きものの観察をしています。
そしてときにはネイチャーガイドとして里山の生きものの魅力を
訪れる人々に伝えています。
そんな大島氏が擬態する生物になりきって
その気持ちを想像しながら思いの丈を語ります。
アマガエルが擬態する生物にインタビューする形で
以下の生物を取り上げています。

 

・ヨシゴイ
・ハチモドキハナアブ
・オオスカシバ
・トラフカミキリ
・オオスズメバチ
・アカハライモリ
・ニホンヤモリ
・トリノフンダマシ
・イチモンジカメノコハムシ
・キノカワガ
・カレハガ
・シンジュサン
・アオダイショウ
・タガメ
・トゲナナフシ
・アリスイ
・アオオビハエトリ
・イタドリハムシ
・ベニヒラタムシ
・タヌキ
・オジロアシナガゾウムシ
・ヒトツメカギバ
・ホソミオツネントンボ
・シロチドリ
・コメツキガニ
・ゴマケンモン
・キイロサシガメ
・ゴミグモ
・カマツカ
・イボタガ
・アゲハ
・イボバッタ
・イノシシ
・ヒメカマキリ
・カッコウ
・ハイイロセダカモクメ
・カジカガエル

 

擬態には本来無害な種が有害な種に姿を似せて
捕食者から攻撃されるのを防ぐベイツ型擬態や
鳥の糞などに擬態して捕食者から見つからないようにする隠蔽擬態、
他にもミュラー型擬態や標識擬態などがあり
捕食者から身を守ろうとしています。
これらの生物は基本的に弱い生物たちで
争えば負けてしまいます。
そのために生き延びる術として
擬態するという方法を選びました。
こうした生物たちがどんな方法で身を守ったり、
あるいは餌を手に入れるのか、
アマガエルがそれぞれの生物から話を聞きます。
内容は科学的根拠に基づきつつも、
詩人としての著者の語りは生物の気持ちになりきった言葉遣いを駆使して
軽妙なタッチで展開されていきます。
擬態について知ることは生物の存在に目をむける
きっかけにもなると思います。
今まで目に付かなかった生物が本書を読むことによって
きっと見えるようになってくることでしょう。
そして少しでも自然に目を向け生きものたちの世界に
目をむけるようになっていただくのが著者の願いです。

外来生物のきもち

6月 26th, 2020 Posted in その他, 趣味・実用 | 外来生物のきもち はコメントを受け付けていません

外来生物のきもち

 

本書は詩人として活躍されている大島健夫氏が
外来生物のきもちを代弁した読み物です。

 

大島健夫氏は2016年、
ポエトリー・スラム・ジャパン2016の全国大会に出場し優勝。
その後フランスのパリをはじめ
ベルギー、イスラエル、カナダの詩祭や
ポエトリー・スラムなどに出場している詩人です。

 

そんな詩人であるいっぽう、
子どものころから生きものが大好きで、
房総半島の里山を中心に時間を見つけては
生きものの観察をしています。

 

そしてときにはネイチャーガイドとして
里山の生きものの魅力を訪れる人々に伝えています。

 

そんな大島氏が外来生物になりきって
その外来生物のきもちを想像しながら話を進めます。

 

なぜ外来生物がはるばる日本にやってくることになったのか、
そして広く生息するようになったり、駆除されたりと、
人間に翻弄されながら生きている
今の外来生物のきもちを代弁します。

 

話の進行は外来生物の中でも凶暴な生物として恐れられているカミツキガメが、
アライグマやウシガエル、オオクチバス、
コブハクチョウ、アメリカザリガニ、
セイタカアワダチソウなど
さまざまな外来生物を訪ね歩き、
それぞれの外来生物と会話しながら
話を引き出すという手法で進められます。

 

大島氏は「あとがき」で
「人間のせいで、探していたいきものが、
もういないとわかったとき。
人間のせいで、いきものがたくさんいた場所が、
もう何もいない場所に変わってしまっていたとき。
以前はいなかった、人間の手で持ち込まれたいきものが、
もとからいたいきものを滅ぼしてしまったとき。
そんなときには、例えようもない悲しさ、悔しさ、怒り、やるせなさを感じます。

 

しかし、あるとき、ふと気づいたのです。
それは私が、本当は、いきものたちの住む世界が
失われていく光景の向こうに、
いつか、人間の世界が失われ、
人間が滅びてしまう光景を見て、
悲しみ、悔しがり、怒り、やるせなさを感じているのではないか…」

 

と書いているように
外来生物を通して人間の世界が
滅びてしまうことへの警鐘を鳴らしているのです。

 

収録されている外来生物は次の通りです。
・ カミツキガメ
・ アライグマ
・ シロツメクサ
・ アカボシゴマダラ
・ スクミリンゴガイ
・ ウシガエル
・ ミシシッピアカミミガメ
・ キョン
・ ヌートリア
・ オオヒキガル
・ ホンビノスガイ
・ クサガメ
・ セイタカアワダチソウ
・ オオフサモ
・ オカダンゴムシ
・ オオクチバス
・ ガビチョウ
・ クリハラリス
・ グリーンアノール
・ セアカゴケグモ
・ アフリカツメガエル
・ ヨコヅナサシガメ
・ コブハクチョウ
・ ブルーギル
・ フイリマングース
・ カダヤシ
・ クビアカツヤカミキリ
・ ワルナスビ
・ ハクレン
・ ワカケホンセイインコ
・ コナギ
・ ハクビシン
・ チュウゴクオオサンショウウオ
・ アオマツムシ
・ イエネコ
・ マメコガネ
・ コイ
・ アメリカザリガニ